社内勉強会開催の経緯

 
なぜ社内でクラウド・マイクロサービスをテーマとした勉強会を開催したのか。
 
理由は、経済産業省が出しているDXレポートの資料を読み、会社にとって技術的負債を解消するための技術であるクラウドとマイクロサービスのスキルを身につけることが生き残る道だと感じたからだ。
 
 
資料では、企業は自社のシステムの技術的負債が足かせとなって利益を上げるための攻めのIT(AIやiot)を推進できないでいるとあった。
技術的負債を抱えたシステムでは情報をうまく活用できないことや、ビジネススピードに機能追加や改修スピードがついていけないことが起因している。
そのため、まずは技術的負債を解消することが、sierである我々の直近の使命だと感じた。
あいにく、クラウドやマイクロサービスのアーキテクチャ設計構築といったスキルや経験を身につけた社員がいない。
クラウドに関しては、私とインフラ部署のわずかな社員のみだ。
 
クラウド移行へのAWS案件やアプリのマイグレーション案件が増えている。
しかし、社内で出来る人が少なく旧式の提案で進めてしまい、せっかくの機会を無駄にしているように思う。
 
そこで、ここ2年程かけてクラウドやマイクロサービスについてみんなで勉強していこう!という勉強会企画を立ち上げ、社内で承認を得た。
 
多部署も巻き込んで開催しており、お陰様で参加者も多く会場が満席となるまでになりました。
ゴールは、技術的負債を解消できるエンジニアになること。
勉強だけでなく、参加者にアウトプットしてもらえるよう支援していきたい。